ラッキー電卓 その3
前回、超高性能電卓が完成したから、今回はラッキールーレットを作っていく。ルーレットといっても、くるくるとグラフィカルに回るルーレットなど作れないので、文字を高速でランダム表示させるようにしてみた。
イコールを押すと‥‥(↑は4+5をしようとしている図)
こんな感じにルーレットが回りだすのだ!(1がなんかピコピコ光ってるのは撮影ミスだ!)
で、ストップを押すと止まります。
出た目(カード)に応じて、ラッキーな効果が発動する。「ダブルアップカード」は、カジノのブラックジャックなんかにあるダブルアップと一緒で、計算結果が一気に2倍になるのだ。もちろん、もう一度計算してダブルアップカードを引いていけば、4倍、8倍と倍増させるチャンスもある。ただし、計算結果がマイナスの場合は、当然マイナス方向に2倍されてしまうので要注意だ。リターンが大きい反面、相応のリスクも背負う出目となる。
では全てのカードを紹介していくぞ。
ダブルアップカード:計算結果が2倍になる。一気に数値を稼ぐチャンス。
ぶっとびカード:計算結果が-2147483647から2147483647までの範囲でランダムに変化する。
徳政令カード:計算結果がマイナスだった場合、0に変化する。
牛歩カード:1ターンの間、「0」「1」「2」しか使えなくなる。
素数カード:1ターンの間、「2」「3」「5」「7」しか使えなくなる。
ライムグリーンカード:背景がライムグリーン色になる。
センターカード:「ラッキー電卓」のウィンドウが画面中央へ移動する。
カラフルカード:文字色を好きな色に変える権利を得る。
はずれ:残念! 何も起こらない。
色々なラッキーカードがあるので、これらを上手く使って計算をより有利にしていこう!
‥‥真面目に中身の話をすると、その2でも書いた通り電卓の実装はなかなか大変だった。それに対して、ラッキーカードを作るのは凄く簡単だった。出目をぐるぐる回るのは文字表示するだけだし、それぞれの効果もプログラム1行か2行で実現できるものばかり。ほんとは、デビルカード(毎ターン計算結果が減っていく)とか銀河鉄道カード(銀河電卓モードになる)とか考えてたんだけどね、作るの大変そうだからやめちゃった。
という訳で、実用性ゼロのラッキー電卓の制作はこれで終わりです。ひどいですね(でもこういうの作るの無駄に楽しいから困る)。とはいえ一発ギャグソフトばかり作っていてもアレなので、次回はもうちょっとちゃんとしたものを作りたいです。一応、ダウンロードリンクは貼っておきますね。よかったら試しにダウンロードしてみて、3分ほどいじってみて、そっとゴミ箱にドラッグしてやってください。
一応ソースコードも置いておきますが、ブロック崩し以上にアレな設計なのはご容赦ください。
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