ゲーム作りの話

このホームページでもゲーム制作の日記を付けてるけど、僕は一応ゲーム作りができます。ツールは割と初心者向けな、Siv3D・DXライブラリ・Unityくらいしか使えないけど。プログラミング言語はC言語かC++で書いてて、今はC#を勉強中。と、別にプログラミングに関することを書きたいわけじゃなくて、今回は僕が「ゲーム制作」に興味を持った経緯に関して書こうかなーっと思います。ちなみに別にオチは無いと思う(割といつものことですけど)

初めてゲーム制作に興味を持ったのは、みんな大好きRPGツクール。確か小学3年生か4年生の頃だったかな、従兄の家に遊びに行ったの。そしたら従兄がノートパソコンでRPGツクール2000をやっててね、作ったゲームをやらせてくれたり、ツクールでゲームを作らせてもらったりした。当時の僕は、「自分でRPGが作れるなんて夢のようなソフトだ!」って思ってた。(ちなみに今思うと、その時は僕も従兄も全然ツクールを使いこなせてなくて、ランダムエンカウントの作り方すら分からず、透明なキャラクターを動かして当たったら敵とバトル、みたいなことをしていました)

で、家に帰った僕は親にRPGツクールが欲しいと駄々をこねたんだけど、ツクール2000はその頃10,000円くらい(うろ覚えだけど)するリッチなソフトだったもんで、そう簡単には買ってもらえない。そのまま半年ほどは買ってもらえず、従兄の家に行った時だけ使わせてもらうという感じだった。でも12月25日、クリスマスプレゼントとして買ってもらったのだ! そして僕はついに手に入れたのだ。RPGツクール2003を。

 

‥‥‥‥あれ?

 

と、当時の僕も思った記憶があります。

従兄の家で使っていたのはRPGツクール2000。対して、僕が買ってもらったのはRPGツクール2003。起動してみると、見慣れたツクール2000の画面に似ているんだけど、何か違う‥‥。見慣れない設定項目があるし、顔グラフィックはやけにリアルだし、しかも戦闘がドラクエ方式ではなくFF方式だし。ほんと、「何か違う」って思ったということを今でも鮮明に覚えてる。

説明しますとですね、RPGツクール2003というのは、RPGツクール2000の続編として発売されたソフトなんです。ドラクエのようなフロントビュー形式バトルだった2000とは違い、ファイナルファンタジーのようなサイドビュー形式バトルのゲームが作れるようになっている。他には、設定できるレベル上限が上がったり、音楽が増えていたり‥‥という感じ。「まぁ、別によくね?」と思うかもしれないけど、ところがどっこい、このRPGツクール2003はとんでもないバグがテンコ盛りでボコボコに叩かれ、今でも黒歴史扱いされているソフトなのです。

僕は当時小学生だったからうろ覚えだけど、確か武器を装備せず敵を攻撃すると強制終了する。「武器や防具は忘れず装備しろよっ!」という村人の助言を聞き忘れたら、もう魔王だのモンスターだの関係なく世界が終わるという恐ろしい事態。他にも、敵の攻撃・魔法のエフェクトが一切表示されないとか、RPGとしてどうなんだというバグがわんさかあったのです。

まぁ当時の僕はそんなソフトでもそれなりに楽しんでたんですけど、結局その後ツクール2003の悪評を知り、ツクール2000も買っちゃいましたね。せっかく買ってくれたのにごめんなさいご両親。

と、かなり記事が長くなってしまったけど、要するに僕はツクールがキッカケでゲーム制作に興味を持ったわけです。そういう人、結構いるんじゃないかな? その後は、Click&Create(ニコニコ動画では呪いの館で有名)とか、シューティングゲームビルダー(プログラミングなしでもシューティングが作れる)とかをいじりつつも、最後まで完成させることなんてほとんど無かった。だから、あんな手抜きでもブロック崩しを完成させられたのは奇跡といっても過言ではないね。い、いつかもっと、もうちょっとちゃんとしたものを作ります(多分)。

 

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